外壁塗装工事の工程について書いてみます。
外壁塗装工事を始めるに当たって、最初にすることは相場の組立工事です。足場には丸太足場とピケ足場がありますが、今はほとんどが後者です。勿論、職人さんが作業しやすいようにというのが本来の目的ですが、施工中の塗料の飛散防止のネットを張ったり外部からの視線を遮るなどの役目もあります。時間的には半日くらいで組みます。
次に外壁の汚れを落とすための水による洗浄をします。水道からの水をタンクにためながら高圧洗浄機を使って勢いよく飛び出す水で外壁の隅々まであらっていきます。この作業は丸一日かけます。
外壁の乾き具合を確認した後シールのうち替えに入ります。これは外壁材がサイディング張りの場合ですが、8割方そうなので工程の流れに入ってます。ひび割れが見られる劣化した古いシールをヘラで剝がして新しく打っていきます。因みにシールとはサイディングの板間に詰めてある緩衝材のことを言います。これには二日くらい必要です。
養生をしていきます。現場用の養生シートで塗装する際に塗料がかからないように保護していきます。養生シートを止めていくのにテープを使いますが、粘着力があまり強くなくはがしやすい専用のものです。この作業もしっかりしておかないと仕上がりに影響を及ぼします。以上が塗装を開始するまでの第一段階です。この作業は一日かけます。
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