家の外壁や屋根の塗り替えをする際の色決めについて
今、お住まいの家の外壁や屋根の塗り替えを検討する理由は、汚れが気になりだしたから、傷みが目立ち始めたから、この際イメージを一新してみたいなど様々ありますが、この時に一番基本的で重要なのが色決めです。私どもはリフォームのお話をいただきますと、お宅にお伺いして現調をし、お客様のご要望を聞きますが、その時には必ずメーカーのカラーサンプルと、日本塗料工業会が出してる塗料用標準色のポケット版をもっていきます。多くの場合ニッペのパーフェクトシリーズをお見せするのですが、色品番によって材料が割高になったりするのと、使用する塗料の品質を説明させていただくからです。塗料の色はメーカーの標準色だけでも40色以上ありますし、工業会のものを入れるとほぼ無数にあります。因みに、外壁の色決めには時間がかかることはありますが、屋根の色はブラックを好まれる方が大半です。
2階建て住宅の外壁では、幕板がある場合、1階と2階を色分けしたり、ベランダ部分を色を変えてアクセントをつけてみたりとシミュレーションします。私どもはアイパッドでパースをお客様に提案させて頂くこともあります、これだとおおよそのイメージはつかめるのですが、画像と実際の色合いとの若干の違いはどうしてもあるのでその点はご理解をお願いしております。最終決定になったら、少し大きめのサンプルを作り現場にお持ちして壁に立てかけたりしてお客様に確認をしていただくことをしております。