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こんにちは長野です。みなさんは日本の住宅工法についてご存知ですか?注文住宅を考えている方は工法についても悩まれると思います。マンションであれば大きく分けて鉄筋コンクリート造(RC造)鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)鉄骨造(S造)の3タイプですがRC造は鉄骨軸組工法や、重量鉄骨ラーメン工法と細分化されます。(ラーメンとはドイツ語で軸という意味です)
そして戸建て住宅では大きく分けて木造、S造、RC造の3タイプですがこれも全て細かく細分化されます。これ程住宅工法があるのは世界で日本だけと言えるそうです。
戸建ての主な工法を説明します。
在来工法
日本古来より伝わる伝統的な工法なので日本の気候や風土に合っていて最も日本らしいデザインをだすことができます。鉄骨などに比べコストも安く抑えることができます。日本の住宅8割程度が今もこの工法です。
2×4(ツーバイフォー)工法
北米から伝わってきた工法で北米の住宅9割以上がこの工法です。2インチ×4インチの部材でフレームを組み合板などの板材で壁を構成し、壁で建物を支える構造です。在来工法と比べて1.5~2倍耐震性能が高くなります。
鉄骨組工法
鉄の柱や梁で骨組みする工法です。構造は在来工法と同じですが強度が高いので柱や壁のない大空間を作ることができますが鉄骨は外気の熱を室内に伝えやすく木造に比べて断熱性能が低いと言われています。
鉄筋コンクリート造(RC造)
コンクリートを鉄筋で補強した構造で、強度、防火、耐久性がとても優れた建築部材です。そのため建築費用が高くなるのがデメリット。また重量が重いので土地によっては地盤改良が必要になることもあります。