塗装工事ですが、まず建物の裏側のトタン外壁張替え工事を行いました。内側からサビが出てきているところもあり取り換えすることになりました。サビでボロボロになっているところもあり塗装では対処できませんでした。

ガルバリウム鋼板の角波を張ることになりました。トタンとは違い耐食性、耐熱性、熱反射性に優れています。1日で工事は終わりました。

２階バルコニーの鉄製の手摺り、テラスの塗装になります。サビがひどくケレン作業は役2日間かかりました。錆止め塗料を2回、上塗りを2回、計4回塗りで仕上げました。鉄が腐っているところもあったのでパテやコーキングなどで補修をしてから塗装をしました。

仕上がりです。刷毛でも入りにくいところもありましたが、小さい刷毛を使い分け塗装していきました。

バリコニー床面はモルタル系の防水層になっていました。雨漏りはしていなかったのですが雨漏り予防のためウレタン塗膜防水をすることになりました。モルタルの防水層は年月が経つと下地のコンクリートからモルタル部分が浮いて、表面にひび割れしてきます。そのひび割れから雨漏りに繋がります。浮いているところは剥がしてモルタル補修を行います。

ウレタン塗膜防水工事。ウレタン塗膜防水はつなぎ目がなくシームレスなので雨漏りがしにくくなります。しっかり密着させ、塗膜を形成することで雨漏りを止めることができます。

建物の裏側にある浴室は内側からの湿気により水分が躯体内部に浸水してモルタルと塗装との付着力が無くなり、密着不足となって塗膜が剥がれたりします。塗膜が剥がれてしまった場合下地が完全に露出するので美観的にも良くないです。躯体の腐食にも影響します。室内へ漏水する原因にもなります。塗膜剥離を防ぐために最近の塗料はいいものになってきています。

どうですか？しっかりと補修して塗装をすればきれいな状態に戻すことができます。モルタル壁にはひび割れや爆裂、欠損など様々な劣化症状がありますので心配があれば是非ご相談下さい。